胃腸炎のお話③ ~食事について~

前回は、胃腸炎症状があるときの水分摂取についてお話しましたが、
今回は食事についてお話していきます。

胃腸炎の時には、無理に食事を摂る必要はありませんが、
症状が落ち着いてきて食欲が出てきたら、無理はせず食べられそうなものから食べるようにします。
とは言っても、病み上がりのお腹に普段通りの食事は負担が大きいので、
まずは〈消化の良いもの・少量でもエネルギーに変わるもの〉を中心に食べることをおすすめします。
例えば…
ごはん・うどん・パン・じゃがいも・豆腐・白身魚・鶏肉などの脂身の少ない肉・
煮野菜・スープ・バナナ・りんご などなどです!
よく「食べさせないほうが良いものは何ですか?」と質問されますが、
ずばり避けるべきものは、脂肪分の多いもの・糖分の多いもの・繊維質の多いもの・乳製品です。
ちなみに、乳幼児のお子さんが好んで食べるヨーグルトは、乳製品ですが、
胃腸炎で乱れた腸内環境を整えてくれるので、たくさんでなければ食べさせてあげてOKです。

胃腸炎の時は、お示しした例も参考に、お子さんと相談しながら
食べられそうなものから食事を再開してあげましょう。
もちろん、パパママ自身が胃腸炎になってしまった時にも、参考にしてみてくださいね。

 

渡辺

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