医療系専門誌に取り上げていただきました

先日、医療系専門誌(with NEO:メディカ出版)に私の総説が掲載されました。
新生児の皮膚ケアに関する特集で、「沐浴における皮膚ケア」と題し執筆しました。
特集は、私が尊敬する小児科医のおひとりである、いわき市医療センター未熟児・新生児科 主任部長の本田義信先生が企画を担当されました。本田先生は、私が3年前からメディカルパーク湘南で取り組み、学会や論文( ☞ 論文① ☞ 論文② )で発表してきた「生後早期からのシャワー洗浄と入念な全身保湿の継続」という新たな皮膚ケア方法に関心を寄せて下さり、それがきっかけで執筆の依頼をいただきました。

新生児~乳児期の沐浴方法は、衛生環境や生活様式が変化した現代もなお古くからの慣行が脈々と実践されている現実があります。また、” ドライテクニック”という生後しばらくの期間、体を洗わないという手法が多くの周産期医療機関で実践されていますが、その効能を正しく理解せぬまま実践されると新生児の皮膚環境にむしろデメリットをもたらしかねない現実を幾度も目の当たりにしてきました。
そこで、執筆した総説では、「生後早期からのシャワー洗浄と入念な全身保湿の継続」という私たちが提唱する皮膚ケア手法を、あくまでも一手段として参考にしていただきつつ、新生児、乳児の皮膚ケアについては、各施設独自にベストプラクティスを求めて模索して欲しい!、どうか慣行に縛られないで!、今まさにイノベーションの時なのです!というマインドをお伝えしたつもりです。

クリニックには、毎日、お子さんの皮膚トラブルを案じて多くの方々が来院されます。
我々小児科医とりわけ周産期医療に関わる医師、助産師、看護師は、出生直後に限らず、乳児期以降の皮膚ケアまでも視野に入れた長期縦断的な関わり、啓発が求められていると実感しています。今後も子ども達の皮膚が健やかに育まれることを願って、小さなクリニックから発信を続けていきます。

メディカルパーク湘南こどもクリニック
院長 正木 宏

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