子どもの熱中症にご注意!

いよいよ夏本番ですね。海、山、スイカに花火!楽しいことがたくさんある季節ですが、熱中症に注意しなければならない季節でもあります。特に子どもは大人よりも熱中症になりやすいため、十分な注意が必要です。
そこで今回は、子どもの熱中症予防のお話をしたいと思います。

熱中症を予防するために

🍉こまめに水分補給をしよう!
外遊びの時は、水分だけでなくミネラルもとれる麦茶やスポーツドリンクがおすすめです。 麦茶だけだとミネラルが少なく、スポーツドリンクだけだと糖分が多めなので、組み合わせて上手に水分補給しましょう。
普段の食事では、水分と塩分が取れるお味噌汁がおすすめです。特に宮崎県や山形県などの郷土料理である冷や汁(出汁と味噌で味を付けた冷たい汁物で、お好みの夏野菜やゴマを入れて作ります)は喜んで食べる子どもが多いので、ぜひお試しください☺
授乳中の子どもの水分補給は母乳やミルクで大丈夫です。

🍉外出時間・服装を調節しよう!
真夏は特に気温の高くなる10時から14時は外出を避ける、直射日光の当たらないところを歩くなど工夫をしましょう。
服装は通気性の良い素材で色の薄い服を着せ、気温や体温に応じて脱ぎ着できるようにしましょう。外出時は帽子とともに、背中に背負えるタイプの保冷剤などを活用するのもおすすめです。また、赤ちゃんであっても、肌着は必ず着なければならないものではありません。気温が高いときは服一枚で十分です。

🍉車に注意!
夏の車内は、エンジンを切ると15分で熱中症指数が危険なレベルに達するというデータがあります。車でお買い物に来たら子どもが寝てしまった…というのはよくあることですが、夏はほんの短時間であっても車内に寝かせたまま離れるのは危険です。また、降車の際に子どもを降ろし忘れたり、ガレージに止めてある車に子どもが入ってしまい事故につながるケースもあります。普段から降車の際には後部座席を確認し、ロックをかける習慣をつけましょう。

🍉子どもの様子を観察しよう!
顔が赤い、ひどく汗をかいている、元気がないなどの子どもの異変にすぐに気づけるようにしましょう。暑い環境で普段と様子がちがうなと感じたら、涼しい場所に移動して体を冷やし、水分をとって安静にしましょう。

他にも普段からできることとして、食事や睡眠をしっかりとって体調を整えておくこと、また適度に外遊びをして暑さになれる(暑熱馴化といいます)ことも熱中症の予防になります。十分に予防をしつつ、夏を思いっきり楽しみたいですね☺🍉🎇

看護師 津村

参考サイト  https://oshiete-dr.net/2018/07/10/post-437/

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