赤ちゃんがハチミツを食べてはいけない理由👶🍯

みなさんこんにちは。桜が美しい時期となりました🌸卒業や、入学・進級の準備と、親御さんもお子さんも何かと忙しいと思いますが、時には美しい桜をみてほっと一息つきたいですね。

今回のブログは「1歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べてはいけない理由」についてお話したいと思います。
ハチミツって甘くて美味しいですよね!ハチミツは栄養価が高く、疲労回復や風邪の予防効果がありとても健康に良いそうです。私は料理の際に砂糖の代わりにハチミツを使ったり、ヨーグルトに混ぜて食べたりと毎日ハチミツを食べています😋🍯
そんな健康に良いハチミツですが、1歳未満の赤ちゃんは食べてはいけない食品なんです。
ハチミツの容器や、ハチミツ入りのお菓子のパッケージの裏に「1才未満の乳児には与えないでください」と注意喚起が書かれていることもあるので知っている方も多いのではないでしょうか👀?

理由について詳しくお話しすると、1歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べると「乳児ボツリヌス症」かかることがあるからです。「乳児ボツリヌス症」とは、1歳未満の赤ちゃんがハチミツ等の中にいるボツリヌス菌の芽胞(=菌が熱や消毒に強くなった状態)を食べると、固い殻に包まれた種のような芽胞が、赤ちゃんの腸内で発芽をしてボツリヌス菌をどんどん増やして、腸内で毒素を作ります。この腸内で増えた毒素によって「乳児ボツリヌス症」にかかります。
ボツリヌス菌は、海や川、土の中などいろんな土壌にいる菌で、ハチミツを食べていなくても乳児ボツリヌス症を発症した報告もあるのですが、原因として明らかになっている食品はハチミツです。市販のハチミツの約5%にボツリヌス菌の芽胞が含まれるという研究があり、理由はミツバチが花の蜜を集める時に土壌のボツリヌス菌の芽胞がハチミツに混じることがあるからだそうです🍯🐝
また、ボツリヌス菌の芽胞は熱に大変強く、お菓子やパンなどの加熱してある食品でも生き残ることがあるので、加熱されていてもハチミツを含む食品は1歳未満の赤ちゃんには注意が必要です

気になる症状についてですが、便秘が数日間続く・元気がない・ミルクを飲まない・泣き声が小さくなるなどの症状に加えて、まぶたが垂れ下がったり首がすわらなくなったりします。万が一、乳児ボツリヌス症にかかってしまった場合は適切な治療によりほとんどの場合は治りますが、まれに亡くなることもあります。日本では2017年に、ハチミツが入った離乳食を食べていた生後6か月の赤ちゃんが、日本で初めて乳児ボツリヌス症で亡くなるという悲しいニュースがありました。
ハチミツは、色々な食品に含まれており、中にはパッケージに注意喚起が表示されていないこともあるので、原材料に何が含まれているか気をつけていきたいですね。

じゃあ、なぜ大人はハチミツを食べても大丈夫なの?1歳を過ぎたらハチミツを食べても良いの?と疑問に思いますよね🥺!
大人の場合は、ボツリヌス菌の芽胞が体内に入ってしまっても、他の腸内の細菌がやっつけるので問題になることはありません。しかし1歳未満の赤ちゃんの場合、まだ腸内環境が未熟なため、芽胞が腸内で増えてしまい乳児ボツリヌス症にかかってしまうことがあります💦
赤ちゃんも、生後1歳以上になると離乳食等により腸内の環境が整う時期になるので、ハチミツを積極的に避ける必要もなくなります。

お子さんが1歳過ぎたら、ハチミツやハチミツ入りのお菓子などを一緒に楽しみたいですね👶🍭!

看護師 加藤

コメントを残す