👶おくすり飲めるかな?①👶

新年度が始まり1ヵ月が経ちました🌷入園や入学、進級等新たな環境で、はじめましてのお友だちや先生とどきどきそわそわの1ヵ月だったお子さんも多いのではないでしょうか。これからまたたくさんの楽しいことが待っていると思うとわくわくしますね😆🌟
さて、環境の変化で張りつめていた緊張の糸が緩むこの時期は、お風邪などの感染症に気を付けたい時期でもあります🦠初めてのお風邪をひく子も多く、パパやママから「お薬はどうやって飲ませたらいいですか?」といったご質問をいただくことも増えてきました。
そこで今回は、子どもの内服方法について、おすすめの手段をいくつかご紹介しようと思います📝

💊お薬あの手この手💊

👶乳児(0歳-1歳くらい)の内服

子どもの飲み薬には、シロップタイプと粉タイプがあります。
シロップはそのまま飲めて手軽ですが、甘い味がだめだとベッ👅と吐き出されてしまうことがあります。粉は小さじ1程度の水に溶いたり、何かに混ぜたりして飲みます。少し手間はかかりますが、シロップの甘い味が苦手な子にはおすすめです。どちらも効き目は変わらないので、飲ませやすい方を選んでOKです👌🌟
なお、お腹がいっぱいの時にお薬を飲ませようとすると嫌がったり吐いてしまったりするので、授乳・離乳食の前や、授乳と授乳の間に飲ませましょう。

🌱内服薬は「1日3回 朝昼夕食後」「1日2回 朝夕食後」等と処方されることが多いですが、まだ哺乳や食事の時間が定まっていなかったり、高熱で食事がとれていなかったりすると、いつ飲ませたらよいか迷いますよね😓
基本的には、当院でよくお出しするお薬は食事と関係なく内服してOKです。例えば、
💊1日3回の指示 ☞ だいたい朝と昼と夜に、少なくとも4時間以上の間隔を空けて内服
💊1日2回の指示 ☞ だいたい朝と夜に、少なくとも6時間以上の間隔を空けて内服
こんな感じで、子どもの生活リズムに合わせて、飲めるタイミングで内服して問題ないことがほとんどです。
※厳密に内服間隔やタイミングを守らなければならない薬もあるので、詳しくは医師・薬剤師にお尋ねくださ
い 

では、ここからは具体的な内服の手段をいくつかあげていきます✋

🌼哺乳瓶の乳首を使う
哺乳瓶の乳首を取り外し、乳首の方にシロップや水に溶いた粉薬をいれて吸ってもらいます。たくさんの水にといて哺乳瓶に入れてしまうと、飲み切れないことがあるので🙅💦です。

🌼スポイトを使う
むせないように授乳時の体勢にして、スポイトに吸ったお薬をごく少量(0.5mlくらい)ずつ頬の内側や舌の側面に沿って流してあげます。一気に流し込むと吐いてしまうので、何回かに分けてお口に入れてあげましょう。

🌼スプーンを使う
ごはんが始まりスプーンに慣れてきたら、お薬をスプーンにすくって飲ませてあげるのもOKです。飲み込んだことを確認しつつ、ゆっくりお口に運びましょう。

🌼ミルク・離乳食に混ぜて(要注意✋)
お薬を少量のミルクや離乳食に混ぜて飲ませるという手もあります。子どもが気にせず内服できるようならこれでもOKです。しかしこの方法は、特に乳児においてはミルクや離乳食自体を拒否するきっかけになってしまうことがあるので要注意です。試してみる場合は少量からにして、少しでも嫌そうなそぶりがあればすぐに下げましょう。(飲み合わせの良いお薬と食品の組み合わせについては、次回のブログ👇も参考にしてみてください)

👇おくすり飲めるかな?②-幼児の内服-(https://medicalpark-kodomo.com/4457/)に続く👇

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