乳幼児健診🐣🐓~よくある質問集~
前回のブログ(乳幼児健診って何をするの?🐣🐓)では、乳幼児健診について書かせていただきました。今回はその乳幼児健診でよくいただくご質問をいくつか抜粋しました。ご参考になさってください。
Q1.離乳食っていつから?何か準備は必要?
A1.4か月健診にて成長発達に問題がなければ、生後5か月からOK!
まずは準備として、ご家族で一緒に食卓を囲んでみましょう🍚お子さんの前でスプーンやお箸を使い、食材を口に運ぶ様子を見せてあげると、食事への興味関心が育ちます🥢
また、離乳食の参考書籍を購入される場合は、2019年以降に発行されたものがオススメです!2019年に厚生労働省が発表した「授乳・離乳の支援ガイド」で、離乳食の卵の開始時期が「生後5~6ヵ月」に早まったため、新しい内容に改訂されているものを参考にしましょう。
Q2.歯磨きっていつから?
A2.歯が生え始める前から、スキンシップの一環としてお子さんの歯茎や唇に触れ、お口の周りを触られることに慣れておくと良いです🦷また、ご家族が歯磨きをしている姿を見せてあげることも、歯磨きへの抵抗感をなくすことに繋がります!
そして、歯が生え始めたら歯磨きスタートです✨まずは、お口の中にスティック状のものが入ることに慣れるために、喉突き防止のプレート付きの歯ブラシをお子さんに持たせてみましょう(もちろん大人の見守りの下で!)。始めのうちは舐めるだけでも十分😝慣れてきたらお子さんが歯ブラシをお口に入れている時に大人がそっと手を添えて動かしてみましょう。楽しい雰囲気を心掛け、歯磨きに対して苦手意識を持たないように工夫できると良いですね🎵また、赤ちゃんの頃から虫歯予防のために歯医者さんで定期検診を受けられるように、かかりつけの歯医者さんを探しておくこともオススメです。
Q3.首すわり、寝返りは練習した方が良い?気を付けた方がいいことは?
A3.体の発育に伴って自然とできるようになるため、基本的には首すわりや寝返りの練習は必要ありません。
首すわりの練習というよりはスキンシップの一環として、大人のお腹にもたれかかるようにして座らせたり、リクライニング姿勢の大人の胸の上でうつ伏せにして過ごす時間を作ってみると良いでしょう😌首が安定してきたとはいえ、支えがないとふとした時に頭がガクンと倒れてしまうことも多いため注意しましょう。
寝返りについては、窒息や転落の事故が多い時期のためお家の環境を整えましょう。例えば、寝返りをしてうつ伏せになった時に柔らかいマットレスや敷布団に顔が埋もれてしまった・掛け物や枕などで顔を覆ってしまった・ソファやベッドに寝かせていたら寝返りをして落下といった事故が多いため注意が必要です💦
Q4.TVやスマートフォン、タブレット端末との付き合い方は?
A4.日本小児科学会では、「テレビ・ビデオの内容や見方を問わず、2歳以下の子どもに長時間見せないように」と提唱しています。…とは言っても、テレビやスマートフォン、タブレット端末などデジタル媒体を避けての生活は現代ではなかなか難しいと思います😅目の成長と健康を考え、30分以上続けての視聴は避けること・30分見たら30分以上の休憩を入れること・テレビからは2m以上、スマートフォンやタブレット端末からは30㎝以上離れて視聴することを約束事として、デジタル媒体と上手に付き合っていきましょう👀✨
Q5.日焼け止めは必要?
A5.赤ちゃんは皮膚が薄いので、過度な紫外線のダメージから守ってあげるために、赤ちゃんでも使用できる日焼け止めを活用しましょう👶日常的に使用するというよりは、レジャーや旅行等で、戸外で過ごす時間が長くなる時に限って使用する程度で良いと思います🌞日本製で赤ちゃん向けの日焼け止めがオススメです!
Q6.水分補給にお茶を飲ませた方がいい?
A6.離乳食開始前のお子さんの場合は、基本的には母乳・ミルク以外の飲み物での水分補給は必要ありません。母乳・ミルクだけで水分量は十分確保できていますし、お茶でお腹がいっぱいになってしまうと母乳やミルクが飲めなくなる可能性もあります🍼お風呂上がりや暑い時期の外出などで水分補給をしたい場合には、母乳やミルクをあげましょう!
離乳食を開始しているお子さんの場合も、しばらくは母乳・ミルクでの水分補給で大丈夫ですが、母乳・ミルク以外の飲み物に慣れていくことも大切なので、離乳食や水分補給のタイミングで、少しずつお茶をお試しいただくと良いかと思います🍵
子育てに奮闘されているパパママの身近な子育てのサポーターとして、少しでもお力になれたらと思っています💪💕お子さんの成長に合わせて疑問や悩みは変化していくと思うので、気になることがあればいつでもご相談くださいね!
看護師 手塚